CMYKとRGB-印刷・プリントに挑戦

写真はクリックすると大きくなります(30〜70KB程度です)


*1 条件で一番注意する必要があるのは、写真の条件です。印刷では一般的に解像度350dpiが標準のようですけど、印刷屋によって指定が異なる場合があります。

*2 指定のフォントがあれば、それにあわせてもいいのですが、文字をいろいろ使用したり、デザインしたりする場合は、イラストレーターなどで「アウトライン化」すると印刷のミスが少ないようです。

*3 はがきの印刷の場合、枚数は数千枚からになります。私の必要枚数は数百枚だったため、通常の印刷では無駄がでてしまいます。
 そこで、バンフ-(Vanfu)の小ロット印刷サービスの「Eプリント」を利用しました。
 仕上がりは?
 友人には「この程度の枚数なら、カラーインクジェットプリンターのほうが安くてきれいだよ」なんていわれてしまいました.トホホ。

■色味が変わってしまう例

RGBでレタッチしたマンタ
       ↓

CMYKに変換したもの
 極端にブルーを使っている写真では、このように青が全てくすんでしまいます。これを元に戻すのは至難の業のようで私にはできませんでした。


■色味が変わらない例

ガラスハゼのRGBデータ(アンシャープのみ)
       ↓

CMYKに変換したもの
 極端な赤、青、緑等を用いた写真でなければ、モード変換しても色味が壊れないようです。

*4 仕事でEPSONのMJ8000Cにソフトポストスクリプトを噛ませて使用しています。
 デジカメ写真もプリントしたりしてみたのですが、色味は荒く、またCMYKとRGBそれにプリンタードライバの絡みから生じると思われる色の変化に悩まされていました。そのため、新規プリンタ購入にはあまり乗り気ではありませんでした。
 しかし、友人などに聞いてみると、「写真高画質は凄い」とのことなので試してみる気になったのです。







*5 購入後、プリンタドライバのバージョンアップがありました。以前より赤みが強くなりました。僕は前の色味のほうが好きだなぁ

■モニター以外で写真をみたい!
 水中写真がへたくそながらも溜まってくると、やっぱり紙に出力したくなる。そして、人に見せたくなる。
 で、いきなり挨拶状の印刷に取り組んでみた。
 イラストレーターやフォトショップといったデザイン関係のソフトを使用して、水中写真を盛り込んだオリジナルデザインの葉書を作ろうと思ったのだ。
 手順は、

  1. 印刷屋さんに電話して、電子入稿の条件(*1)と見積もりをとる。
  2. 素材をつくる。写真は指定のファイル形式・解像度に調整する。文字は、アウトライン化(*2)する。
  3. 入稿用原稿として印刷屋の指定に沿って一つのデータにする。
  4. 入稿する。

となる。(*3)

■CMYKってRGBと全然色が違うのね
 で、ここでCMYKとRGBなのである。
 これは色の表現方法のことで、モニターやデジカメのデータはRGBで表現されている。一方、印刷やカラープリンターはCMYKなのである。このため、印刷入稿用のデータはCMYK形式で渡さなければならないのだ。

 RGBで、一生懸命調整した写真を、フォトショップ上でCMYKに変換してみる。
 「あ・れ・れ?」
 「色が変わってしまった(がっくし)....」
 恐ろしいことに、色が全く変わってしまうのである。とくに青系統がくすんだ紫っぽい色になってしまうのだ。

 インターネットで、RGBとCMYKの変換について調べてみる。どうやら、

  1. RGBとCMYKは色の表現方法が異なるので、100%の互換性はない
  2. とくにRGBでブルー100%のような色は、CMYKでの変換は非常に難しい(素人には無理)

ということらしい。トホホ...
 
 仕方がないので、青の少ない写真(つまりマクロでストロボでがっちりとった写真)を印刷に用いました。こうしたタイプの写真の場合は、変換での色の変化も少なく、また、この段階でレベル調整を行うことでそれなりの色にすることができました。
 でも、私は、青い青いブルーを背景にした写真を葉書にしたかったのです....

■インクジェットカラープリンターを購入
 もっと気軽にプリントアウトして楽しみたい。
 そこで、利用してみたのが、フジフィルムのFDiネットサービスです。これは、「ネットで写真データを送ると、印画紙にプリントアウトしてくれる」というサービスです。
 送るデータは、「FDi側で画質調整を行う」ものと、「自分で画質を調整しFDi側ではいっさい調整しない」、の2つを選択できます。
 試してみましたが、仕上がりには到底満足できませんでした。思ったような色味ではなく、また、色調の変化も荒いような印象を受けたのです。

 こうなると自分でカラープリンターを備えるしかありません。
 はじめはあまり乗り気ではなかったのですが、「写真高画質」をうたっているものを試してみることにしました。(*4)

 ちょうど、キャノンは「中田」、エプソンは「優香」を立てて新商品を投入していました。いろいろ悩んだのですが、結局、エプソンのPM900Cに決めました。
 理由は「優香がカワイイから!!」
 ではなくて、

  1. ナチュラルフォトカラーをうたい、ブルーやグリーンに強そうだ
  2. テストの比較をするとどうも早そうだ
  3. 雑誌やネット上で評判が非常によい

からです。

■なんて美しいんだろう!簡単なんだろう!
 さっそく購入し出力してみました。
 その美しさに呆然としました。
 CMYKだのRGBだの関係ありません。RGBで写真をレタッチし、そのままプリンタードライバまかせ(*5)で出力すれば、「あーら不思議」自分のイメージに近い写真が出てくるのです。もちろん「写真高画質」です。専用の「フォトプリント紙」を使用すればその美しさもなおさらです。
 いったい、いままでの悩み・苦労はなんだったんでしょう。
 しかも、4万円程度の出費でこれだけの品質が得られるというのも驚異的です。
 難しいことはよくわかりませんが、その技術力、商品開発力、生産力にただただ脱帽しました。

 



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